気がついたらアラカンになってました

若い頃

「年齢を重ねるごとに時が過ぎる速さが加速する」

と聞いた事がありましたが、今それを如実に実感しています。

 

 現在私はアラカンと相成りました。

 

 40歳くらいから年齢をあまり意識することもなくなっていたので自分の年齢が何歳なのかあいまいでよくよく考えたらアラカンで驚きです。

 

飼い猫が先日8歳になりました。

その子を迎えた時に私は東京から地方にある実家に戻って参りましたので、猫の誕生日で東京から戻った年月を確認しています。

 

東京での一人暮らし。

実家と東京方面いったりきたりですが、長い間東京には住んでいました。若い頃。
「年齢を重ねるごとに時が過ぎる速さが加速する」
と聞いた事がありましたが、今それを如実に実感しています。

実家に戻ることにした理由は、脳梗塞を発症してしまい仕事にまったくついていけなくなってしまったこと。

運良く軽度ですみましたが、それでも言語障害であったり左半身に麻痺が出てしまっていたりしました。

 

仕事を今までどおりすることでそれがリハビリになるとも言われる程度なので、なんとか頑張ればそのまま東京で過ごすこともできたかもしれませんが、通勤の途中駅のホームを歩いていた時、突然左足が脱力して体のバランスをくずしホームから転落しかけたことがありました。

その後も突然の脱力に転倒したりと怪我が増えていったこともありただ通勤するだけでも恐怖を感じるようになってしまいました。

高齢の両親には申し訳ないけれどある程度体が戻るまでは実家で過ごさせてもらおうと考え実家に戻ることにしました。

ただ、それ以前から近い未来には両親をみなくてはならないのでいつ帰ろうかと思いながらも、東京での生活に踏ん切りがつかずにいましたがまさか脳梗塞になって実家に戻ることになるとは思ってもいませんでした。

 

しかし実家に戻ると父が癌であることがわかり、母も介護が必要となっていました。

そして私も脳梗塞とは別の病気で手術が必要になり、術後すぐに両親介護をひとりでしなくてはならない事態にまでなってしまいました。

 

とにかくいろいろ慌ただしくもあっという間の8年。

私もあっという間に50代半ばとなりました。

 

父が寝たきりとなってからは2年がたちます。

寝たきりの介護もそれなりに大変なことは多いのですが、まだ自由に歩ける頃に比べればある程度介護にルーティンができ、生活にもリズムができててきます。

そしてここにきてやっと自分のことを振り返る時間をとる余裕もできてきました。

 

このブログは両親の介護をとおして、老いていく自分を見つめ直すことと、そして今後どう過ごすのか自分自身に問いかけながらの独り言ブログになるかもしれません。

 

今自分の頭の中の溢れる思いが次々と浮かんできて誰かに話たいのですが、両親を介護している最中ですしまだまだコロナの影響がある時期ですので、誰かに話をきいてもらうという時間もありません、なのでこのブログを通して勝手に語ろうと考えています。

 

否応がなく老いがやってきて、両親の介護とともに自分の人生の整理もしていかなくてはならない時期にきたようです。

なんの取り柄もないただのおばちゃんの日常ですが、読んでいただけたら幸いです。